逆浸透膜の運転におけるよくあるトラブル(パート2)
- 高いTDSレベル
処理水中の総溶解固形物(TDS)レベルが高い場合、膜が汚染物質を効果的に除去できていないことを示しています。これは、膜の汚れ、スケール、または膜の損傷が原因である可能性があります。TDSレベルを管理するには、定期的な監視とメンテナンスが不可欠です。
- 頻繁なフィルター交換
フィルターの交換頻度が通常よりも高い場合は、給水水質が悪いか、システムサイズが小さすぎることが原因である可能性があります。適切な前処理を行い、適切なシステムサイズを選択することで、フィルターの交換頻度を減らすことができます。
- バイオファウリング
バイオファウリングは、バクテリアや藻類などの微生物が膜表面に増殖することで発生します。これは目詰まりや効率低下につながる可能性があります。バイオサイドによる定期的な洗浄と、供給水の適切な衛生管理は、バイオファウリングの予防に役立ちます。
- 化学攻撃
塩素などの特定の化学物質はRO膜を損傷し、性能と寿命を低下させる可能性があります。水がRO膜に到達する前に活性炭フィルターなどの脱塩素処理を施すことで、RO膜を化学的な攻撃から保護することができます。
- 圧力降下
膜を挟んだ際の大きな圧力低下は、ファウリングやスケール付着の兆候である可能性があります。圧力差を監視し、定期的なメンテナンスを実施することで、圧力低下の根本原因を特定し、対処することができます。
- 膜の老化
RO膜は時間の経過とともに自然に劣化し、その効果を失います。その結果、水質が低下し、流量が減少する可能性があります。システムの性能を維持するには、定期的な膜交換が不可欠です。
- 不十分な前処理
供給水の前処理が不十分だと、ファウリング、スケール付着、バイオファウリングなど、様々な問題が発生する可能性があります。沈殿物ろ過、軟化、pH調整などの適切な前処理を実施することで、RO膜の寿命と効率を大幅に向上させることができます。









